新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。
今回は、よく問合せを頂く『派遣から直接雇用になるには』についてお話させて頂きます。
派遣スタッフから派遣先の直接雇用になるためには、いくつかの方法があります。
またそれ以外にも、今までの経験からですが、直接雇用の話をもらうには、
様々な要素があると思っています。
◆紹介予定派遣
派遣からの直接雇用と聞いて、まず頭に浮かぶのは、紹介予定派遣ではないでしょうか。
紹介予定派遣は、以前お話させて頂きましたので、↓コチラをご覧ください。
【派遣のすすめ】紹介予定派遣について – スタッフエース|新潟の事務系求人情報サイト (staff-ace.net)
◆直接雇用を前提とした派遣
紹介予定ではありませんが、直接雇用を目的とした派遣もあります。
いつ直接雇用にするか、その際の期間を明記せず開始するものです。
期間制限一杯の3年を目安にすることもあれば、タイミングを見てとする場合もあります。
◆想定外のケース
実際あったのが、産休代替で1年くらいで終了予定で始まった派遣で、直接雇用に
なった派遣スタッフがいます。戻ってくるはずの社員さんが、家庭の事情で戻ってこなくなり
退職したためです。新しい社員を採用するより、業務内容を理解しているスタッフを
採用したほうが、スムーズに仕事が運ぶからです。
また、こんなケースもありました。新しいシステムを導入するため、一時的に派遣スタッフが
必要と期間限定でスタートしました。当初は半年と言われていましたが、思いのほか延長、延長で
1年くらい経ったころ、突如として派遣スタッフの雇用の話が出てきました。マスター入力や
各営業所に対して新システムの使い方の説明などを行っているうちに、そのスタッフなしでは
通常業務が進まなくなったそうです。
以上のように、ケースとしては想定外を含めて様々あります。
でも大事なことは、紹介予定であろうと想定外であろうと、その方が評価されたから直接雇用の
話になったということです。誰でもよかったわけではなく、その方の評価された一面があっての結果です。
実際、システム入れ替えの派遣に関しては、そのスタッフの新しいシステムに対しての適応力、他の社員
との協調性が高く評価されていました。
仕事で接している中で、そのスタッフの良さがわかったからこその結果と思います。
◆評価ポイント
では、具体的な評価のポイントはどこにあるのでしょうか。
実際、派遣先の採用担当者に聞いて、多く耳にするのが、責任感と協調性です。
とかく、帰属意識と責任感が低いとされる派遣スタッフですが、中には
そうでないスタッフもたくさんいます。
郷に入りては郷に従えではないですが、その会社のルールを守って、責任もって
業務遂行しているかどうかは大きなポイントと言えます。
協調性も大きなポイントです。退職のキッカケの多くは人間関係と言われています。
派遣期間中に周囲としっかりコミュニケーションができているスタッフは直接雇用
しても大きく崩れることはありません。採用担当としては、これほど安心して採用できる
道筋はありません。
だれがどこで見ているかわかりません。
どんな立場であれ、まずは目の前の仕事に責任もって取り組む!これが1番大切なことです。
最後に、直接雇用になりたいという方に少しアドバイスです。
とにかく、自分は直接雇用になりたいとアピールすることが大切です。
ただし、現場で直接することは避けた方がいいでしょう。逆にマイナスに働くことが
あります。アピールするのは派遣元の担当者です。担当者をうまくつかって、それとなく
動いてみましょう。
正社員を希望されていても、必要として働ける場があるなら、派遣就業も悪くないですよ。
事務のお仕事相談は、スタッフエースにお任せください。