新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。
今回は、派遣で働きながら就活はアリ?についてお話させて頂きます。
いつものように主観に基づいたお話ですが、ご容赦下さい。
早速ですが、私の結論としてはアリ!です。
①収入が途絶えない
離職して短期集中でと、貯金を切り崩しながら就活を行っている方もいますが、
1人暮らしの方ですとやはり収入面の不安があります。
派遣でも就業をしていれば一定の収入が見込めますので安心感はあります。
②就業ブランクを作らない
就業ブランクとは、働いていない期間を指します。
就業意欲の有無もさることながら、仕事感が鈍る可能性もあります。
企業としてはできるだけブランクの無い方を採用したいと考えます。
③新しいキャリアの習得
就活にあたっては経験値が重要です。
どの職種でも経験者の採用をしたいものです。
自分に希望職種の経験が無いのであれば、
派遣就業でも経験値を積むことが内定に繋がるケースがあります。
④メンタル的な理由
これは最も個人的な見解ですが、就業をしている/していないでは
気持ちの余裕が違うのかなと感じることがあります。
仕事を辞めて就活する=内定が出るまで無職 なわけで、
内定もいつ出るかわからない状況ですと焦りや不安感を持つことがあります。
派遣就業とは言え、働きながらであれば多少は心の余裕の持ち方がかわるのではないでしょうか。
焦りから判断を間違えることがありますからね。
ただし、デメリットや注意点もあります。
①転職のタイミング
急募であっても、希望条件に近い求人が出る場合があります。
派遣就業であっても雇用契約の満了が原則です。
場合によっては入社時期のタイミングが合わず、見送らなくてはいけないこともあります。
動き方の原則としてですが、繋ぎとして派遣でお仕事をする場合
派遣会社の担当にはその旨の相談を事前にしておいた方がいいと思います。
②就活の時間
1日8時間、週5日のフルタイムで勤務した場合、
求人情報の収集をはじめ、就活に思ったような時間を割けない場合が想定されます。
更に、フルタイムで仕事をしていれば普通に疲れますよね。
その後に就活となると実際は大変なこと。
強い気持ちと、タスク管理などスケジュールをしっかり作って活動する必要があります。
また、時には平日の就業時間の中で面接を設定されることもあるかもしれません。
仕事中に応募中の企業から電話が来ることも想定されます。この辺の立ち回り方は大切ですよね。
仕事に集中できないようであれば、エージェントなどの活用も勧めます。
事務系職種ですと、なかなか案内が少ないかもしれませんが効率よく動けるかもしれません。
③その際の派遣の仕事の種類や契約期間
まず、辞めておいた方がいい求人は産休代替のものです。
派遣先も派遣元も、出来れば決められた期間の就業を望んでいるはずです。
たとえ3か月更新であっても、産休取られている社員が復帰するまではと考えると
転職の気を逃す可能性があります。
反対に同じ業務を複数名で当たっている業務や、コールセンターなどの大人数現場は
比較的後ろ髪ひかれずに転職できるかもしれませんね。
また契約期間ですが、先ほどもお話したように派遣でも期間満了が原則です。
半年契約ですと満了までの間にタイミングを逃す可能性があります。
勤務地が近いなど魅力的な求人であれば、
派遣元に事情を話して交渉してもらうことも勧めます。ダメ元ですが。
理想的なのは2~3か月更新位のスパンでしょうか。
いくら急募でも、「今日の明日来てくれ」なんて企業は
今まであまり良かった印象がありません。
このようにそれぞれメリットデメリットはありますが、
最初にお話した通り、就活しながらの派遣就業はアリだと思います。
最後にせっかく派遣就業したのであれば、その際の経歴も応募書類に落とし込んで下さい。
応募先で使えるスキルや業務内容が被っているかもしれません。
また、志望動機や退職理由は「就活を行いながら働きたかったため」で、契約満了後退職でOK。
スタッフエースからも派遣でお仕事しながら就活をしている方、実はたくさんいます。
事務のお仕事相談はスタッフエースにお任せください。