【転職のすすめ】適性検査に対策はある?

新潟の総合人材サービス、スタッフエースの五十嵐です。

今回は適性検査についてお話させて頂きます。

 

企業の中途採用フローは大きく3つ。

①書類選考

②適性検査

③面接

 

書類選考は事前添削、面接は模擬面接など具体的な対策を行いますが、

『適性検査はどんな対策をしたらいいでしょうか?』

という相談をよく受けます。

そもそも適性検査に対策はあるのでしょうか。

 

 

◇適性検査とは

その名の通り、応募者が企業への入社にあたって必要な適性を備えているか

事前に測るテストを意味します。

内容は大きく分けて

①能力検査

②性格検査

の2通りです。

 

◇能力検査とは

応募者の一般常識や基礎学力をはかるものです。

長年このような仕事をしていると、最低限の一般常識と基礎学力は、

どの仕事をする上でも大切と感じます。

もちろん業務遂行するための目的もありますが、会社というコミュニティーに

入った際の会話レベルや、説明が理解できるかなども確認します。

 

内容としては、それほど難しい問題が出るケースは少なく

むしろ制限時間内には全回答できないくらい多くの量が出る印象があります。

ですので、できるものから優先順位を決めて解いていくなどしないと失敗して

しまうおそれがあります。同じ傾向の問題に事前に慣れておくことが対策に

繋がるかもしれませんね。

 

◇性格検査

応募者の性格を測る検査です。

面接ではわからない応募者の内面を数値化します。

多くが数百からの質問に対してハイorイイエで回答します。

中には同じような質問があり、統一性があるかなど確認します。

出てきた結果で

どのような性格か?

この会社に合った人材か?

ストレス耐性は?

などを判断し採否決定の材料にします。

 

こちらもある程度のボリュームが想定されます。

対策というより、変に考えずに、正直にテンポよく回答することが肝心です。

 

◇昨今の適性検査のあり方

私自身、仕事柄、多くの地元中小企業の採用担当者とお話させて頂く機会に

恵まれています。

今までは書類選考、面接だけだった企業が、最近は適性検査の導入に踏み切ったと

いうお話を聞くようになりました。

・自社に合った人材採用

・すぐに辞めない人材採用

・伸びしろのある人材採用

を行うために

・面接とのギャップを可視化する

・採用担当者の気持ちや情に左右されない

など今までと違う採用を行うために適性検査の優先度も高くなっています。

 

◇適性検査の対策は

適性検査は全く同じ問題は出にくいものです。

ですから決定的な対策は無いと思ってます。

ただし、事前準備は可能です。

まず、応募企業の採用フローに適性検査は有るか無いか確認する。

また可能であれば、どこに比重をおいた、どのような問題か。

それは、どのタイミングで行われるか。

・応募時にwebで受験

・1次面接と同時

・最終面接後

など、企業の目的によっても検査のタイミングが異なります。

どのタイミングでどのような内容の検査が行われるか、可能であれば確認

しましょう。

 

能力検査に関してはSPIなどの問題集があります。

計算や読解など、どのくらいの時間でどのくらいのボリュームがでるか

練習しておくことが大切です。

わからない問題、時間がかかりそうな問題は飛ばして後回しになど、感覚的に

慣れておくことが対策にもつながります。

 

性格検査は、先にもお話した通り、正直に回答することが大切です。

結果をもとに面接を行う企業もあります。

事前に多角的に自己理解を深めることも必要な行動かもしれません。

こちらも事前準備が大切ですね。

 

企業がどのような人材を求めているかなどの情報や

自己表現の方法などにつきましては、当社も個別でアドバイスさせて

頂いております。

ぜひ相談ください!

 

新潟で事務のお仕事はスタッフエースにお任せください。